どろ子

どろ子

CMYK一家の長女で、ドローイングピクシー・マゼンタ。
札幌市内の安アパートの一室で、妹のどろ美と暮らしており、「描画の妖精」の能力を活かしてイラストレーター等もしている。が、あまり本気ではない模様。ほとんど引きこもり同然の生活をしている。

根は多少ひねているが純粋。決して悪い心根ではないものの、社会に揉まれた経験がないため楽観が過ぎている。極めてのんびりとした性格。
それでも妹のどろ美とどろ音からはとても好かれていて、いつか姉が立ち上がると信じるどろ美からは、無垢で献身的な愛情を注がれ続けている。
どろ子も2人の妹は大好きだが、母・どろ江には疑問も多い様子。

人間界に来てしばらく経つが、社会には馴染めず、ようやくの思いでどろ美が安アパートを借りるや引きこもり化。
特技といえば喧嘩くらいで、それもたまにどろ美の買い物に同行した際に暴漢を撃退するくらいしか役に立たず、はっきり言って力を持て余している状態。

具現化能力では武器をつくりだすなど、戦闘を補助する形で使うことが多く、その戦闘力と相まってそれなりに強力なスタイルのようだ。
だが能力自体は他の姉妹と比べると伸び悩み、本人の自己評価もとても低いため、長所として自覚することもない。色んな意味で遠回りの日々が続いている…。

生粋のヲタ気質で、ネットを手に入れて以降、人間界のサブカル知識をかなり吸収している。特にオカルトや陰謀論に傾倒しており、時折「どろ子オカルトラジオ」をネット配信しているYouTuber。
ジャンル映画も大好き。買い物はもっぱらAmazonで済ます派。

CMYK一家はどろ江から分離したドローイングピクシーであり、どろ子はその1人目として生まれた。
幼少期は母・どろ江より戦闘訓練と具現化能力の厳しい訓練を受けていた。具現化能力は伸び悩む一方で、戦闘訓練には適正を見せている。

CMYKとRGBの抗争である「具現化戦争」の兆しが見え始めた頃、どろ江の古くからの戦友であるドローイングピクシー・ブラウンに預けられた。
具現化能力こそどろ江に及ばないが、純粋な戦闘能力ではドローイングピクシー界最強と謳われるブラウンの元で修行を受けたことにより、どろ子の能力は剣術や徒手格闘により偏ることとなる。

「具現化戦争」が激化すると、どろ江により次女・どろ美と共に避難のため人間界へと送り込まれた。
生活能力がまったくないため、以降は裸一貫から努力したどろ美に助けられっぱなしで、妹に甘えまくる生活が続いている。

いずれRGBとの抗争に関わっていくことになるどろ子には、超えなければならない壁が幾重にも立ち塞がっている…。