どろ美

どろ美

CMYK一家の次女で、ドローイングピクシー・シアン。
次女だが、精神年齢的には長女のどろ子より上。16歳で母とどろ音と離れ離れとなり、どろ子と2人で人間界で0からスタートすることとなってしまった。
以来、まったく生活力のない姉の面倒を見ながら、獅子奮迅の働き(パート)を見せ、札幌市内に安アパート借りられるまでになった。人間界での苦労を一身に背負い、健気に姉の世話をしてきた菩薩のような存在。

あるきっかけを堺に、母、どろ江より禁じられていた人間界での具現化能力の使用を解禁。たまに困っている人を見かけては秘密裏に助けている。

非常に生真面目でマメな性格。だらしない姉のどろ子を時には叱り、時には励まし、家事も家計も全て彼女が支えてきた。いつかどろ子が立ち上がってくれると信じ続けており、献身的に姉を世話している。

いくつものパートを掛け持ちし、家では家事を全て担当。自分の時間もほとんど持てない中、未来に希望があると信じて、やっとの思いで前向きに生きている。姉妹で一番の苦労人。

ギリギリの家計でやりくりしなければならないため、節約と家事の腕が非常に上がっている。特に料理は研究家レベルで、中でも納豆料理はマスターの域。納豆料理専門店を出すことを夢想しだしている。
節約がいきすぎて、最近では野山で山菜や鹿などを狩って時給することにも目覚めている。

「双ペンのどろ美」の異名を持ち、2本のペンを自在に扱い具現化能力を発揮する。
その力を駆使し、事故や災害、街中で困っている人などを見かけては密かに人助けを行う。その行動が噂になり始めており、シアン髪のスーパーヒロインが一種の都市伝説と化そうとしている。

好きなスーパーはザ・ビッグエクスプレス。初めて27円の豆腐を見たときは感動のあまり泣いたという。